成長期に激しい運動やスポーツなどで腰に負担をかけて痛みが出た後に、成長痛と勘違いしてその時は放っておいてしまい、大人になってから腰痛がひどくなり、レントゲンを撮ってみると腰椎分離症やすべり症になっていたという事があります。自己判断せずにきちんと整骨院や整形外科など治療院に相談しましょう。
一度腰椎分離症やすべり症になると病名に対しては完治は見込めません。実際、私がそうです。バスケットを中学生からやっていて、成長痛だと思いそのまま放っておいて30歳を過ぎてもたまに痛みが出てきます。しかし、日ごろからしっかりとケアをしているのと軽度だったこともあり、よっぽどのことがない限り無痛の日々を送っています。今回は私の経験も踏まえてお話しさせていただこうかと思います。
背骨の腰のあたり(腰椎部分)の一部が分離(骨折)してしまうことを『腰椎分離症』といいます。骨折といっても疲労骨折のようなものなので、我慢強い方には気付かれないこともあります…。腰椎分離症に気付かず、または痛みがあっても無理してスポーツをしたり、長年放置すると分離している腰椎は徐々に正しい位置からずれていき、さらに症状が悪化します。これを『腰椎分離すべり症』といいます。すべり症には加齢で椎間板が不安定になり腰椎がずれてしまう『変形性すべり症』もあります。
腰椎分離症やすべり症の主な原因は激しい運動やスポーツをおこなうこと、成長期~青年期頃にかけての姿勢の悪さなどが上げられます。とくに、昨今スマートフォンの普及によりストレートネックから全身への歪みへと影響が出ています。スマホ依存症の方で腰痛や腰に違和感がある方は要注意です。
他にも歳を重ねるとともに腰に腰椎に負荷がかかり、分離症・すべり症になるともいわれています。
ぎっくり腰のような腰に電気が走るような鋭い痛みというより、重だるさや腰に違和感を感じるような感覚になります。特に、腰を反らせると痛みが出やすいです。
分離症からすべり症へと悪化し、坐骨神経痛のような痛みが出てきてしまいます。さらに重度になると『脊柱管狭窄症』の症状が出てきてしまい、痺れや排泄傷害に悩まされます。
私は痛みに強いのか我慢強いのか、学生時代バスケットをしている時に腰痛というよりも違和感を感じる程度で丁度その頃成長期だったので成長痛だと思い「痛いけど我慢できる程度だし、これで背が伸びてくれるなら我慢しないとな。」などと背が低いコンプレックスがあった為、意味の無い我慢をしていました。
痛みとして感じる様になったのはバスケット引退後数年経ってからで、坐骨神経痛の痛みを感じる様になりました。当時お尻が痛いという症状に悩まされたことと、20歳で初めてぎっくり腰になってレントゲンを撮った時に初めて『腰椎分離すべり症』だったということを整形外科の先生に言われた衝撃を、あの時の自分に教えてあげたいと切実に思ったのを覚えています。それから整骨院の先生を目指すまでは無理をして歩き回ったり、友達とスポーツをしたりすると激痛に悩むようになり、とても後悔したので、学生さんは私を反面教師だと思って違和感や腰の鈍い痛みを感じたら整形外科や整骨院などの治療院の診断を仰ぐことをお勧めします。
3つ目のストレッチはお風呂の中でできるストレッチです
無意識に足を組む癖がありましたが、やめました。骨盤や背骨などの歪みにつながるので意識して座るようにしましょう。また、足首を冷やさないようにも気を付けました。足首の筋肉は何種類もの筋肉につながっていて、腰や腹筋にも関わる大切な筋肉でそこを冷やすと筋肉は硬くなり血流も悪くなっていきます。夏でも足首の隠れる靴下をはき、冷える場所や季節は特に5本指の靴下をはき、さらに長い靴下を重ねるように気を付けていました。
歩いている時、電車で立っている時座っている時、買い物をしている時、ゲームをしている時、スポーツの試合の休憩中など…。とにかく気が付いたらお腹に力を入れるようにしていました。そのおかげか、猫背が気にならなくなってきたり、電車の揺れで倒れそうになることもなくなりました。体幹がしっかりと鍛えられるので意識をすることを習慣つけましょう。
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | 〇 |
午後 | ○ | × | ○ | × | ○ | × | × |
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