吸い玉(カッピング)の施術を行うと稀に吸い玉の跡に水泡(水ぶくれ)が出来る人がいます。
水泡ができる傾向のある人はカラダの中に湿気が多い人です。
湿気が多いというのは、脾臓が弱っているということです。
東洋医学では内臓を「木」「火」「土」「金」「水」に置き換えて考えます。
脾臓は東洋医学では「土」の位置にあたります。土は水を吸収しますよね?その土のチカラが弱まっていると水(リンパ液)は氾濫を起こしてしまい水が溢れてしまいます。これが体内で起こってしまうとカラダが浮腫み、腹水、足のしびれ、筋肉のつり…などが起きてしまいます。
つまり、脾臓が弱い人は吸い玉をすると体の余計な水分が出てきてしまい、水泡(水ぶくれ)になって表れてしまうということなんです。
脾臓が弱る主な原因は「糖分」「乳製品」の過剰摂取によるものです。その他に運動をしない、全然歩かないなどが上げられます。
吸い玉(カッピング)を行うことで徐々に症状は緩和され、脾臓の働きも向上していきます。しかし、水泡(水ぶくれ)ができてしまうほど、よっぽど脾臓が弱っている人は吸い玉の施術以外にも食事や自宅で出来るストレッチや運動の指導をさせていただいています。
いくら施術をおこなっても水泡が出来てしまう方がごく稀にいらっしゃいますが、後々お話しを聞くと
「水ぶくれが出来ていた時は、甘いものが辞めれず毎日大量に糖分を摂取していた。」
「運動していると言って実はあの時はしていなかった。」
「毎日チーズを毎食食べていた。辞めたら水泡もなくなった。」
とやってはいけないとお伝えしていた内容を、無視していたと改善後おっしゃいます。いくらカラダの為に吸い玉(カッピング)をおこなっても、脾臓を痛めつけることをおこなっていては、せっかく「治したい。改善したい。」と思っているお気持ちにお答えすることが難しくなってしまいます。
私たちはあなたの「治したい」気持ちに精一杯向き合いますので、あなた自身にも私たちと同じ方向を向いて頑張っていただきたいのです。
瀉血(しゃけつ)とは皮膚にメスなどで傷をつけ、そこにカップをあて汚血(おけつ)を吸い出す中国古来の吸い玉(カッピング)のひとつです。
よっぽど汚血がヒドイ場合は血液を体外に出した方が改善が早まる場合もあります。しかし、瀉血は貧血や感染症などのリスクもあるため一般的な鍼灸院ではおこなえず、施術可能な治療院は限られています。当院では瀉血はおこなっておりません。
瀉血をおこなわなくても、吸い玉(カッピング)をおこなった後のうっ血跡は徐々に分解され、尿や汗などで体外へ排出されていきます。施術後にお手洗いにいきたくなったり、尿の量が増えたり、色が濃くなったりするのはその為なんです。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | 〇 |
午後 | ○ | × | ○ | × | ○ | × | × |
午前 10:00~13:00
午後 16:00~20:00
LINE@でのお問い合わせは24時間受け付けております。
※当日予約不可
祝日は前日までのご予約で施術可能です)
糸川鍼灸整骨院
大阪市東住吉区鷹合2丁目10-9
TEL:06-6697-7751
エリア:東住吉区(針中野・長居・田辺等)