セルフ灸やマッサージ効果を引き出すツボ知識

ツボを押す時の注意事項についてお話させていただきます。

ツボを押す時してはいけないこと、気をつけること

首の前の頸動脈を押す時だけは、必ず片方ずつ押すこと。一度に両手で押すと息の根が止まってしまいますので、あたりまえですが辞めましょう。

また、骨の上はたくさん押さないようにしてください。とくに背骨には、重要な神経がたくさん通っているので、脊椎の両サイドにある筋肉を指圧するようにしましょう。

鍼灸でのツボ押しの「効く」「効かない」についてお話したいと思います。

精神状態や体調で効果変動

ツボを押す時は、リラックスした状態で気持ちいいと感じる力で刺激することにより、効果を得ることが出来ます。

イライラした精神状態など落ち着いていない状況では、効果がかえってマイナスになる場合があります。そうならないためにも、マッサージをする前に入浴して血行促進しておいたり、足湯や蒸しタオルなどで冷えや緊張をほぐしておくことが効果的になります。

また、高熱や空腹・満腹時、胃痛など内臓に不快感がひどい場合などは避けましょう。

セルフマッサージも継続していくことで効果が期待できます。毎日行うことで体調の変化に気付くようになります。

しかし、あまりにもひどいコリや急性の筋緊張などは国家資格保持の施術者に任せることで回復を早めることが可能です。当院では慢性的なコリなどに吸い玉(カッピング)やマッサージも行っておりますので一度ご相談下さい。

第４弾、ツボに関しての知識をご紹介していきますよ。

手を当てると楽になるのはなぜ？痛い所は強く押しても平気？

お腹が痛いとお腹を無意識にさすってしまう。こんな経験ありますよね？人は、痛い箇所があると無意識に手を当てる習性があります。肩などコリ固まっている箇所のツボを押さえるのもこれと同じ現象なんです。

本能的なことで手が触れていると安心する&多少なりとも力が入ることにより、血行促進があるためです。

痛いところは、マッサージしても大丈夫です。しかし、骨折や捻挫、打撲、挫傷などはこの限りではありません。

骨折、挫傷、打撲、捻挫などでは当院では保険適用範囲になりますので一度ご相談ください。

効果を引き出すツボ知識の最終章です。ツボ押しは自分自身の体の声を聴くことが大切になってきます。今回は体とツボについてお話させていただきます。

体の反応でツボの位置を確認

ツボは小さな点のようなものをイメージする方も多いですが、実際はゾーンのようなものです。小さくても指先ほどの面積があります。なので多少のずれがあったとしても体に悪い影響を与えるようなことはまずありません。

また、ツボの位置は一人一人によって微妙に違っていて、同じ人でも体調や症状によって変わることもあります。肌に触れてみて、いつもとは違う個所が凹んでいたり、膨れていたりしていたらその箇所を揉みほぐしましょう。そこが今刺激が必要なツボです。

なのでセルフのツボ押しに関しては大体の場所がわかっていればＯＫ。体の反応を感じることでツボを見つけやすくなります。

いかがでしたか？この５つのポイントを覚えて自宅でのセルフマッサージに活かして頂きたいと思います。東住吉区針中野駅から徒歩5分にある糸川鍼灸院では鍼灸満足度地域NO１を目指しています。